• 【第12課 鼻母音(下)】
  • e系列
  • o系列
  • 練習問題

 次は、[ e ] を主母音に持つ e 系列です 6

主母音については、第 5 課「音節の構造」参照。


en

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解説

(解説)

・[e]→[n] と続けるが、[n]が後ろにあるために、[e]を発音する時も舌は後ろに下がらず、前に伸ばしたまま
・このため[e]の音色が変化する。

(ヒント)

・[n]で舌先をしっかり前歯の裏に着けて音を止める
・舌先が着くと、音の響きが止まるので、次の[eng]に比べて音は短め

eng

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解説

(解説)

 [e]→[ng] と続ける。

(ヒント)

・ここでは後ろに続くのが[ng]なので、[e]を発音する時から舌は後ろに下がる
・このため[e]は本来の音になる。
・[eng] は[en] に比べて音が長め
・[en]と[eng]を対にして、[e]の音色の違いをしっかり習得する。

in (yin)

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解説

(解説)

 [i]→[n] と続ける。

(ヒント)

・[n]で舌先をしっかり前歯の裏に着けて音を止める
・舌先が着くと、音の響きが止まるため、次の[ing]に比べて音は短め
・[i] と[n]の間に[e]が隠れている。つまり[ien]。[e]を意識して発音すると効果的。
・前に子音が来ない時(声母がゼロの時)は yin と綴る(「音節表」参照)。

ing (ying)

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解説

(解説)

 [i]→[ng] と続ける。

(ヒント)

[i]で始まり[ng]で終わる音は、[ng]を発音するために舌が奥へ行くため、頭の[i]は短くなり、一瞬の摩擦音のようになる。
・[i] と[ng]の間に[e]が隠れている。つまり[ieng]。[e]を意識して発音すると効果的。
・前に子音が来ない時(声母がゼロの時)は ying と綴る(「音節表」参照)。

uen (wen)

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解説

(解説)

 [u]→[en] と続ける。

(ヒント)

・前に子音が来ると、[e]を省略して[un]と綴るが、[e]を意識して発音すると良い。
・前に子音が来ない時(声母がゼロの時)は wen と綴る。この時[u]は短め(「音節表」参照)。

ueng (weng)

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解説

(解説)

 [u]→[eng] と続ける。

(ヒント)

・前に子音が着くことがない(「音節表」参照)。
・単語としては[weng]と綴る。

ün (yun)

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解説

(解説)

 [ü]→[n] と続ける。

(ヒント)

・[ü] と[n]の間に[e]が隠れている。つまり[üen]。[e]を意識して発音すると良い。
・発音しながら口形を変化させることで、変化していく音色に注意。
・[n]で舌先をしっかり前歯の裏に着けて、音を止める
・前に子音が来ない時(声母がゼロの時)は yun と綴る(「音節表」参照)。

 最後は O を主母音に持つ O 系列です。

ong

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解説

(解説)

 唇を丸め(に出す)、ほほを窪ませて、[o]→[ng] と続ける。

(ヒント)

・唇を前方に突き出すことで、[eng]との区別をはっきりさせる。
・[o]の音は鼻に抜ける感じ。鼻音の響きを聞く。
・必ず前に子音がつく(「音節表」参照)。

iong (yong)

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解説

(解説)

 [i]→[ong] と続ける。

(ヒント)

・[i]で始まり[ng]で終わる音は、[ng]を発音するために舌を奥へ引くため、頭の[i]は短くなり、一瞬の摩擦音のようになる。
・前に子音が来ない時(声母がゼロの時)は yong と綴る。この時の[i]は短く、子音的(「音節表」参照)。









☆発展語彙